永岡文部科学大臣が旧統一教会への質問権行使を表明 1996年の宗教法人法改正以来初めて|TBS NEWS DIG
永岡文部科学大臣はきょう午前、旧統一教会への質問権を行使すると表明しました。旧統一教会はこれを受け、「誠実に対応する」とコメントしています。
永岡桂子 文部科学大臣
「旧統一教会に対して、報告徴収・質問権を行使することとし、できるだけ速やかに宗教法人審議会に具体的な事項と、その理由を諮問したいと考えております」
質問権行使の理由について永岡大臣は、「旧統一教会や信者などの不法行為責任を認めた判決が多数あること」や、「民事訴訟で認められた損害賠償額が、累計で少なくとも14億円に及ぶこと」などをあげています。
「質問権」を行使する「基準」は8日に決まっていて、旧統一教会がこれに当たると判断した形です。質問権の行使は1996年に宗教法人法改正で規定ができて以来、初めてです。
旧統一教会はJNNの取材に対し、「政府の方針に従って、誠実に対応させていただきます」とコメントしています。
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