【フロンガス放出か】スクラップ業者社長ら4人逮捕 容疑を認める
地球温暖化につながる「フロンガス」を大気中に放出したなどとして、スクラップ業者の社長ら4人が逮捕されました。
警視庁によりますと、スクラップ業者「MJ」の社長でイラン国籍のアサディアン・マジド容疑者ら4人は、ことし3月から翌月にかけて、業務用エアコンを引き取る際にフロンガスが入っていないことを確認せずに重機で壊し、フロンガスを大気中に放出させたなどの疑いがもたれています。
このエアコンはフロンガスを回収するなどして適切に処分すると、1台あたりおよそ3万円の費用がかかるため、この費用を浮かせたい業者などからの依頼でそのままエアコンを引き取ったということです。
調べに対し4人は容疑を認め、アサディアン容疑者は「客が来なくなることをおそれて処分した」などと供述しているということです。
（2022年11月9日放送）
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