【バトル!】昆虫界“最強対決”実現 カブトムシvsスズメバチ 樹液巡り仁義なき戦い(2022年11月8日)
大好きな樹液を求めてクヌギの木に集まるカブトムシ。この日も、夜行性と言われているカブトムシの静かな夜のご飯タイムが始まっています。
そこにゆっくりと近付く侵入者の影…。オオスズメバチです。
体はカブトムシの半分ほどしかありませんが、強い毒性があり、昆虫界で最も攻撃的で危険と言われています。
そのオオスズメバチが、カブトムシの後方から近付き一気に振り落とした。
さらに別のオオスズメバチも参戦し、カブトムシを突く、突く、突く…。
互いの好物、樹液場を巡り、戦いの火ぶたが落とされました。
これまでも度々巻き起こってきた「昆虫界のどっちが強い」論争。
果たしてカブトムシかオオスズメバチか、その問いについに終止符が…。
一つの樹液場を巡り、カブトムシとオオスズメバチの戦いが勃発。
自分よりも体の小さいオオスズメバチが何度も攻撃を仕掛けます。
これは、15年ほどカブトムシの行動を研究している山口大学の小島渉講師が今年の夏、一晩中観察をした時に偶然撮影できたものです。
山口大学理学部・小島渉講師:「めちゃくちゃワクワクしました。これは大発見だ」
度々巻き起こってきた「昆虫界でどっちが強い」論争。
オオスズメバチはカブトムシの脚を狙って何度も噛み付き、次々と木から振り落としていきます。
応戦空しく、戦いのゴングが鳴ってわずか5分、完全にオオスズメバチに乗っ取られてしまいました。
山口大学理学部・小島渉講師:「カブトムシがこんなに簡単にホイホイ投げ落とされていく。ショックを受けましたね」
小島講師によると、これまで昆虫界では昼間はオオスズメバチ、夜はカブトムシが強いと言われていたといいます。ただ今回の映像で…。
山口大学理学部・小島渉講師:「オオスズメバチは完全に暗闇の中では目が見えないので、(早朝に)出会う時間がわずかにあって、その時にどっちが勝つかというと、オオスズメバチが圧勝したということです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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