米国で“複数の竜巻” 各地に被害…世界遺産の氷河“一部消滅”へ ユネスコ警鐘(2022年11月7日)

米国で“複数の竜巻” 各地に被害…世界遺産の氷河“一部消滅”へ ユネスコ警鐘(2022年11月7日)

米国で“複数の竜巻” 各地に被害…世界遺産の氷河“一部消滅”へ ユネスコ警鐘(2022年11月7日)

 先週末、アメリカのオクラホマ州とテキサス州一帯で、複数の竜巻が発生し、各地に被害を出しました。

 オクラホマ州では教会など多くの家屋が倒壊し、少なくとも1人の死亡が確認されました。

 オクラホマ州の住民:「後ろにれんが造りの壊れた建物が見えると思いますが、あれは元々は教会でした。そして、その奥には、さらに大量のがれきがあります」

 テキサス州でも3人が負傷したほか、住宅の屋根が吹き飛ぶなどの被害が出ました。

 テキサス州の住民:「夕食の途中でサイレンが聞こえて、子どもたちをお風呂場に連れて行き、覆いかぶさりました。すべてがめちゃくちゃになり始めて、壁はミシミシいっていました。本当に怖かったです」

■ユネスコ 世界遺産の氷河“3分の1消滅”へ

 こうしたなか、ユネスコが温暖化の深刻な影響を報告しました。

 アメリカのヨセミテ国立公園などにある氷河が、2050年までに消滅するというのです。

 およそ120年前の8月と比較すると、すでに多くの氷河が解け、湖のような状態になっていることが分かります。

 また、氷河の雪解け水で洪水も発生。ユネスコは、このままだと2050年までに、世界遺産の氷河の3分の1が消滅すると警鐘を鳴らしています。

(「グッド!モーニング」2022年11月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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