ベトナムの公務員に賄賂 プラスチックメーカーの前社長などに有罪判決(2022年11月4日)
ベトナムの公務員に賄賂を渡した罪で在宅起訴されたプラスチックメーカーの前社長に対し、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
プラスチック収納ケースの製造などを手掛ける「天馬」と前社長の藤野兼人被告(70)ら3人は2017年や2019年にベトナムの子会社がベトナム当局から有利な取り計らいを受ける目的で、現地の公務員2人に合わせて2360万円相当の現金を渡した罪などに問われています。
東京地裁は今月4日、「国際商取引における公正な競争を害した」と指摘した一方で「会社での地位を追われ、一定の社会的制裁を受けている」などとして、藤野被告に対して懲役1年、執行猶予3年、元執行役員ら2人に対して懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
法人としての天馬については罰金2500万円としました。
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