プーチン大統領 動員兵らに一時金約45万円 給与未払いで不満爆発(2022年11月4日)
ロシアのプーチン大統領は動員した兵士らに一時金、約45万円を支払うよう命じました。給与の未払いや劣悪な環境に対する不満が高まっていることに対応したとみられています。
ロシア大統領府は3日、プーチン大統領が動員された兵士らに19万5000ルーブル、約45万円の一時金を支払う法令に署名したと明らかにしました。
動員兵への待遇を巡っては、チュバシ共和国から動員された兵士らが給与が未払いだとして集団で抗議していることが報じられています。
兵士らは「家族への支援もなしに、なぜこの国のために戦わなければならないのか」と訴えていました。
ロイター通信は30万人とされる動員兵にかかる費用は給与に加え、けがや死亡時の補償を考えると今後6カ月間で最大で7兆円を超える可能性があると指摘しています。
また、独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」は1日、9月21日以降に動員された兵士のうち100人以上がすでに死亡したと報じました。
多くは動員から2週間も経たずに前線へ送られ、死亡したとみられています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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