歌舞伎俳優の松本白鸚さんらが出席 皇居で文化勲章親授式｜TBS NEWS DIG
文化の日のきょう、皇居で文化勲章の親授式が行われ、歌舞伎俳優の松本白鸚さんらに対して天皇陛下から勲章が贈られました。
文化勲章の受章者4人は、午前10時前皇居・宮殿に到着しました。
親授式は皇居・宮殿「松の間」で行われ、歌舞伎俳優の松本白鸚さん（80）、箏曲家の山勢松韻さん（89）、日本画家の上村淳之さん（89）、発酵学が専門で東大名誉教授の別府輝彦さん（88）の4人が出席し、天皇陛下から勲章を手渡されました。
陛下は「長年努力を重ね、大きな業績をおさめられ、文化の向上に尽くされたことを、誠に喜ばしく思います」とお祝いの言葉を述べ、受章者ひとりひとりにことばをかけられていました。
松本白鸚さん
「（陛下が）アマデウスのことをよく覚えていてくださっていました。祖父、父、私と3代に渡って頂戴したんだなということ、昭和天皇の時代に祖父、今の上皇さま・上皇后さまになられた陛下時代に父がいただいて、そして今の天皇陛下に。本当に感無量でございます。役者は一生が修行でございますから、これからも頑張っていきたいと、芸をお見せしたいと思います。命ある限り」
山勢松韻さん
「（陛下が）やっぱり伝統芸能が大変ですね、みたいなことをおっしゃったので、立場をお分かり頂けたので、とてもありがたいと思いました」
受章者たちは、宮殿の前で記念撮影に臨み、秋晴れの空のもと、勲章を胸に晴れ晴れとした表情を見せていました。
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