“まん延防止”正式決定 今回は人流抑制より人数制限がキーワード
1都12県への“まん延防止措置”適用が正式に決まりました。政府は、オミクロン株の特性にあわせた対策の変更を迫られています。
立憲民主党 吉田晴美衆院議員
「ブレイクスルーのこの率を教えて下さい」
山際大志郎経済再生相
「臨床情報が得られている191例のオミクロン株感染例のうち、ワクチン2回接種者は145例でございました。75.9%ということになります」
国会で示された、オミクロン株の感染者の75%以上がワクチンを2回接種済みとのデータ。政府の分科会は、ワクチン接種などを条件に行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」について、知事の判断で使うことも認めるものの、原則として一時停止する方針を了承しました。一方、利用客の「全員検査」による制限緩和は維持します。分科会の尾身会長は・・・
政府分科会 尾身茂会長
「今回はなんでも全部やめるということは、ステイホームなんてのは必要ないと思います。リスクの高いところに集中して、みんなで気をつけると」
尾身会長は、大規模な「人流の抑制」ではなく、リスクの高い飲食などの場面での「人数制限」が対策のキーワードになると述べました。(19日17:58)
コメントを書く