韓国警察トップ「事故前に多数の通報あった」(2022年11月1日)
ソウルの繁華街・梨泰院（イテウォン）で156人が犠牲になった雑踏事故を巡り、韓国警察のトップが「事故の前に危険を伝える多数の通報があった」と明らかにしました。
韓国警察庁・尹熙根（ユン・ヒグン）庁長：「事故が発生する直前に現場の深刻性を知らせる緊急通報が多数あったことを確認しました」
韓国警察庁トップの尹熙根氏は1日の会見で、梨泰院の雑踏事故について「警察組織の責任者として重い責任を感じている」と述べ、「二度とこのような悲劇が起きないよう全力を尽くす」と語りました。
さらに、尹氏は「事故直前に受けた緊急通報への警察の対応は不十分だった」と認めたうえで、「今後、監査と調査を迅速に進める」と約束しました。
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