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ロシア 「戦地に送らない」安心してほしいと呼び掛けも…秋の徴兵開始(2022年11月1日)
ウクライナへの侵攻を続けるロシアで1日から秋の徴兵が始まります。国防省は「新兵は戦地に送らない」としていますが、アメリカの専門家はウクライナ派兵の可能性が高いと指摘しています。
ロシアでは毎年、春と秋に徴兵を実施していて、今回は18歳から27歳の男性12万人が対象となります。部分的動員の影響を受けて例年より1カ月遅い徴兵となっています。
ロシア国防省は先月31日、徴兵された兵士はウクライナでの特別軍事作戦に関与することはないため安心してほしいと呼び掛けました。
ただ、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は新兵らがウクライナに派兵される可能性が高いと指摘しています。
ロシアの法律では、4カ月未満の訓練で国外での戦闘に参加させることが禁じられています。
しかし、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州の地域はロシア国内とみなされることや、戒厳令を宣言していることから、こうした法律の制限が適用されない可能性があると指摘しています。
一方、部分的動員を巡っては、ショイグ国防相が28日、プーチン大統領に30万人の動員が完了したと報告しました。
人権派弁護士らはプーチン氏が動員完了を明記した大統領令に署名しない限り、追加の動員が行われる可能性があると指摘しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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