インコ触り脇見運転 3人死傷事故で51歳女に禁錮3年の判決(2022年10月31日)
川崎市で今年1月、助手席に乗せたペットのインコを触りながら、脇見運転をして3歳の男の子ら2人を死亡させたなどとして、過失運転致死傷の罪に問われた被告の51歳の女に禁錮3年の判決が言い渡されました。
無職の舟戸今日子被告(51)は1月24日午後1時半ごろ、宮前区の市道で乗用車の助手席に乗せた鳥かごの中のインコを触りながら、片手でハンドルを操作しながら脇見運転をして自転車2台と衝突し、堀間美恵子さん(当時39)と稲本琉正ちゃん(当時3)を死亡させ、琉正ちゃんの母親に重傷を負わせた罪に問われています。
今月31日の判決で、横浜地裁川崎支部は「被告人は左手でインコに触れ、時折その様子をうかがいながら片手運転を続けていたというのであり、対向車線へ進入したことも、歩道に乗り上げたことも気付かず被害者に衝突しており、前方不注意の程度は著しく、過失の程度は大きいというほかない」と指摘しました。
一方で、「当初から事実を認め、謝罪と反省の意を示していること」などから禁錮4年の求刑に対し、禁錮3年の判決を言い渡しました。
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