渋谷ハロウィーン 人出ピーク「センター街の入口は要注意」警視庁が厳重警戒｜TBS NEWS DIG
ハロウィーン当日を迎え、人出のピークが予想される東京・渋谷では、警視庁が厳重な警戒態勢を敷いています。韓国・ソウルの群集事故を受けて指示も出されています。
「ハッピーハロウィーン！」
この週末も、大勢の人が渋谷を訪れていましたが、警視庁はハロウィーン当日の今夜が人出のピークだと予想しています。
ハロウィーンに来た親子
「スーパーマンです。子供が6歳になって大きくなってて、ちょっと怖いのも見ても大丈夫かなと思ってきました」
会社員
「一番人の多い時間を避けて、これぐらいの時間で、ちょっと雰囲気だけでも」
韓国・ソウルの繁華街で発生した群集事故を受け、渋谷で働く人からは心配の声も上がっています。
センター街でバイトをする女性
「韓国の方で昨日も大変なニュースを目にしてたので、そこはちゃんと警戒して働きたいとは思っています。（親からは）気をつけて帰ってくるんだよと」
渋谷で群集事故は、起こりうるのでしょうか？
ある警視庁幹部は、渋谷の場合センター街の入口部分がもっとも注意が必要だと話します。
警視庁幹部
「センター街の入口は要注意。渋谷駅からセンター街に向かう人と、センター街から駅に向かう人が重なる時間帯は、人の流れを一方通行にして規制しないと危険だ」
群集事故は、人が過度に密集した状況のなか、人の転倒など何らかのきっかけで、転倒が波及して起こります。
群集事故に詳しい専門家は、狭い場所でより危険が高まると指摘します。
東京大学大学院 廣井悠教授
「非常に狭い道路とかは、いろんな方向の人流が混じってしまうと、他の事故が発生する危険性が高くなります。過密な空間をできるだけ作らせない、そういう空間には場合によっては行かない」
警視庁は現場で警備にあたる部隊に対し、「狭い道に人が集まった際には、事故を防ぐため安全な場所に誘導するように」などと指示。すでに機動隊やDJポリスなどを出動させ、警戒にあたっています。
また人出に応じて、一定のエリアで車両の規制を行い、歩行者天国を実施する予定で、センター街の一方通行も状況に応じ行うということです。
記者
「渋谷区はセンター街などに監視台を設置し、誘導にあたるということです」
渋谷区も警備員を100人程度動員して、路上に人がたまらないよう誘導します。
明日の午前5時までは条例に基づき、センター街やその周辺での路上飲酒が禁止されていて、渋谷区は今夜もコンビニなどの店側にアルコールの販売自粛を要請しています。
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