現在の王将社長「捜査関係の皆さんには心から感謝」 知人「早く真相を突き止めて」（2022年10月28日）
９年前に「王将フードサービス」の当時の社長・大東隆行さんが殺害された事件で、京都府警は１０月２８日、工藤会系の組幹部の男を殺人などの疑いで逮捕しました。
事件発生から約９年を経ての急展開。現在の王将フードサービス・渡邊直人社長は次のように話しました。
（王将フードサービス 渡邊直人社長）
「いつ解決するかわからないけど、きっといずれは解決することを願って今日まできております。捜査をしていただいた関係の皆さんには心から感謝をしております」
「外食産業のカリスマ」と言われていた一方で、仕事の傍ら「鳩レース」に熱中していたという大東さん。お別れの際は、自らかわいがっていた鳩５０羽に見送られました。大東さんが飼っていた鳩を譲り受けたという渡辺秀司さんは次のように話します。
（渡辺秀司さん）
「大東さんの鳩としてずっと僕が飼っている限り残していこうかなと思います」
さらに、事件当日、倒れている大東さんを見つけた第一発見者で知人の富岡正和さんは、事件以来、大東さんの写真を持ち歩いているといいます。
（富岡正和さん）
「うつ伏せで右手に折りたたみの電話が開いたままの状態で倒れていました。どっかにかけるつもりやったんやろうね」
９年という歳月を経て事件が一定の解決へと向かったことについては次のように話しました。
（富岡正和さん）
「よかったなという感じでね、第一歩ね。早く真相というか原因を突き止めてほしい」
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