【深刻】アマゾン川“環境汚染”建物を爆破 金の違法採掘…水銀垂れ流しか(2022年10月28日)
南米コロンビアのアマゾン川流域で突然爆発し、炎と黒煙を上げる建物。この建物を拠点とするグループの行為が現地の環境や生態系に深刻なダメージを与えていました。
ジャングルに響き渡る爆発音。火柱とともにアマゾン川流域に立ち上る巨大な黒煙。コロンビア政府が犯罪組織の建物を爆破したのです。
「金の違法採掘」や「麻薬」、犯罪集団が引き起こす森林破壊、環境汚染が今深刻な問題に。
場所は南米コロンビア。ブラジルとの国境付近・アマゾン川流域。
川底から金の違法採掘をしていた犯罪組織の建物を政府が破壊。
コロンビア・国境警備担当者:「犯罪グループは違法行為で利益を得ているが、生態系に大きなダメージを与えている」
さらに問題なのは「水銀汚染」。金の採掘に水銀を使用し、そのまま川に垂れ流しているのです。
水銀を魚が取り込み、その魚を食べた多くの人々に重度の神経障害をもたらしています。
政府は7カ所の施設を破壊。
犯罪グループは麻薬ビジネスにも関連している可能性も。彼らは麻薬を生産するため木々を伐採し、焼き払います。
アマゾンの破壊は地球温暖化を加速させることに。すでにアマゾン川が一部干上がるなど、気候変動の兆候は現れています。
アメリカ各地で深刻な干ばつ被害が相次いでいます。ネバダ州にあるミード湖が「マフィアたちの墓場」と話題に…。水位が下がり続け、マフィアが暗殺したと噂される人骨が次々と発見されています。今年に入り、6回目の人骨が発見されました。
異常な暑さはヨーロッパ、スペインでも。もうすぐ11月だというのに季節は夏真っ盛り。地中海に面したスペイン南部のビーチは、多くの海水浴客でにぎわっています。
地元の人:「これほど暑くなるとは予想しなかった」
スペイン気象局によると、観測史上最も暑い10月になる可能性があるとのこと。
地元の人:「この時期は南風が吹いてすごしやすい気温になるけど、今年は異常な暑さだ。非常に暑い」
ここはイタリア・ベネチア。街は再び水に覆われました。
人気のサン・マルコ広場には橋を設置。これは普段の広場。キャリーバックで移動する世界中からの観光客でにぎわい、ゴンドラを楽しんでいます。
水位が上がるとさすがにゴンドラには乗れませんが…。ショーウインドウを鏡代わりに使い、変わった映像を撮影する人たちも。今ではもう水に慣れたといった様子で、地元の人も観光客も楽しんでいるようです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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