『回収した粗大ごみをメルカリ出品』市が新施策で「リユース文化を広めていけたら」(2022年10月27日)

『回収した粗大ごみをメルカリ出品』市が新施策で「リユース文化を広めていけたら」(2022年10月27日)

『回収した粗大ごみをメルカリ出品』市が新施策で「リユース文化を広めていけたら」(2022年10月27日)

兵庫・西宮市が市民から回収した粗大ごみをフリマアプリに出品する取り組みを始めました。

 手軽に物を売り買いできるフリーマーケットアプリ「メルカリ」で今年10月から出品を始めた西宮市。出品物には家具・家電・スーツケースなど様々な品が並びますが、これは市民から回収した粗大ごみです。新たな取り組みの背景には増えるごみの問題があります。

 粗大ごみの収集件数はここ数年増加傾向にあり、去年は過去最多の約13万件近くありました。一時期は粗大ごみの収集が追い付かず、市民に1か月ほど回収を待ってもらうこともあったといいます。

 (西宮市環境事業部 森川信也部長)
 「コロナ禍以降、家で過ごす時間も増えて、ごみの量全体が増えていっていることもあります。リユースを皆さんにしていただくことを働きかけることで、ごみの減量につながるんじゃないかというふうに考えました」

 回収した粗大ごみの中にはまだ使える状態のものも多くあり、西宮市は“リユース”つまり必要とする人に“再使用”してもらおうと考えているのです。

 出品された商品はアプリから購入することが可能で、受け取りについては現物を見てもらうために西宮市の庁舎で手渡しされます。

 (西宮市環境事業部 森川信也部長)
 「出品してみたらそれを買うという人が実際にいるんですよ、ということを見本じゃないけれどそれをお見せしたいということです。リユースをまず考えるというリユース文化を広めていけたらなというふうに思います」

 西宮市の試みについて市民に聞きました。

 (西宮市民)
 「家にも粗大ごみあるんですけど、市がそういうのをしてくれるんやったら助かります」
 「いいやん、もったいないもん。使ってもらいたい」
 「捨てるというのにすごく抵抗があって。誰が使ってもいいの」

 関西初のこの取り組み。ごみを削減してリユース意識の向上となるのでしょうか。

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