連日感染者100人超の八王子市保健所 自宅療養者の支援拠点を立ち上げ
東京都は飲食店の時短営業や酒類の提供の制限など「まん延防止等重点措置」の具体的な内容について、神奈川県、埼玉県、千葉県と詰めの作業を進めています。
東京都 小池百合子知事
「病床の確保と社会活動を止めないという2つの命題があるが、それらを可能とできるように、1都3県として連携して対策を進めていきたい。調整中です」
こうした中、東京・八王子市では18日午後、医療現場や保健所などが今後の対応を協議していました。
医療関係者
「なんとか空けた(病床)ところに、またすぐ次の救急車が入るという状況」
八王子市では感染者が連日100人を超え、入院調整に追われています。
女性職員
「きょうはもう受け入れられないということで、明日以降は要相談」
さらに、今後懸念されているのが、急増する自宅療養者への対応です。
八王子市地域医療体制整備担当 菅野匡彦課長
「コロナの今回の特徴で、検査だけして陽性になった人もいて、割と医療の診察を受けずに自宅で待機となっている人も不安を募らせている人も多い」
都内では17日、自宅療養者が1万人を超えました。自宅療養者への健康観察は保健所が行っていますが、八王子市は保健所の負担を減らすため、市役所内に入院調整や自宅療養者への支援を担う拠点を立ち上げることを決めました。
八王子市地域医療体制整備担当 菅野匡彦課長
「保健所1か所ではすべてをやるのは難しい。応援もいれながら自宅療養者のフォローアップということでは、今回の波ではこちらで役割を分けて進めようと考えている」
(18日17:39)
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