胡錦涛前総書記 中国共産党大会で異例の途中退席(2022年10月23日)
中国共産党大会が22日に閉幕しましたが、採決の直前に胡錦涛前総書記が途中退席する場面があり、臆測を呼んでいます。
次の最高指導部の候補者でもある中央委員の選出が終わり、メディアの入場が許された直後のことでした。
習近平総書記の隣りにいた胡錦涛前総書記のもとに関係者が近付きます。
胡錦涛前総書記は腕を抱えられ、促される形で立ち上がります。
席を離れようとしませんが、関係者にさらに促されると習総書記に何か一言伝えた後、李克強首相の肩を軽くたたき、会場を後にしました。
党規約の改正など重要な決議の直前になぜ退席したのか説明はなく、中国メディアもこの場面を一切、報じていません。
胡錦涛前総書記の健康面を指摘する関係者もいますが、様々な臆測も飛び交っています。
党大会で習総書記の3期目が確実になる一方、李首相は新しい中央委員に選ばれず、引退が決まりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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