【クリントン元長官】“女性の選択制限が拡大”強い懸念

【クリントン元長官】“女性の選択制限が拡大”強い懸念

【クリントン元長官】“女性の選択制限が拡大”強い懸念

アメリカのヒラリー・クリントン元国務長官が20日、東京で男女間の平等を話し合うイベントに参加し、女性の権利を制限する動きが世界で広がっていると強く訴えました。

クリントン元国務長官「女性の平等やその他の人権問題について発言する女性は暴力的な差別を受けます。その攻撃の度合いはとても恐ろしいものです」

国連の中満泉事務次長との対談でクリントン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、子どもの休校などを理由に、女性が仕事を制限するケースが増えていることや、アメリカの最高裁判所が人工妊娠中絶の権利を認めない判断を示すなど女性の選択を制限する動きが拡大していると強い懸念を示しました。

さらに、イランでヒジャブの着用をめぐるデモが弾圧され死者が出ていることにも触れ、「自分らしく生きるために立ち上がる権利があり、着用するかを決めるのは彼女たち自身だ」と批判しました。

また、日本については結婚や出産後に女性が従来通り働くのが難しいと述べ、日本にとって損失だと指摘しました。

クリントン元国務長官「日本は男女ともに高等教育を受けていながら、女性が結婚しても仕事を続けるのがとても難しくなっています。女性と家族にとってだけでなく日本にとっても損失です」

対談の最後に、2年後のアメリカ大統領選挙への出馬について聞かれるとクリントン氏は苦笑いをしながら「ノー」と答えました。

(2022年10月20日放送「news every.」より)

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