ピーチ副操縦士が『携帯義務ある証明書持たずに乗務』…乗務前に機長と確認し合う規定（2022年10月20日）

ピーチ副操縦士が『携帯義務ある証明書持たずに乗務』…乗務前に機長と確認し合う規定（2022年10月20日）

ピーチ・アビエーションの副操縦士が、乗務に必要な書類を持たないまま運航して、後続の２便が欠航していたことがわかりました。

　ＬＣＣ（格安航空会社）のピーチ・アビエーションによりますと、１０月１９日の午前９時ごろ、仙台空港に向けて関西空港を出発した便で、３０代の副操縦士が航空法で携帯が義務付けられている証明書を持たずに乗務。離陸後に別の職員が関空の事務所に証明書があることに気付きました。

　この影響で後続の仙台と那覇を結ぶ２便が欠航して約３５０人に影響が出ました。

　証明書は客を乗せた運航を許可するものなどで、社内の規定では乗務前に機長と副操縦士がお互いに確認し合うことになっていました。

　副操縦士は「事務所に置き忘れた」と話しているということで、ピーチが当時の状況を調べています。

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