【えきねっと】偽サイトが一時”公式”より検索上位に 見抜くコツは“ドメイン”確認
19日、JR東日本の予約サイト「えきねっと」を検索すると、一時、偽サイトが検索のトップに表示される状態となりました。このような偽サイトとみられるサイトに遭遇した場合、ドメインの確認が偽サイトを見抜く1つの方法だといいます。
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街の人に本物の「えきねっと」と偽サイトの両方を見せてみても、「えー全然わかんない…」「何が違うのか…」と判別できないようでした。
まるで見分けのつかない偽サイト。岩手県警察サイバー犯罪対策課も「ニセのえきねっとサイトに注意！」と公式ツイッターで注意を呼びかけました。
偽サイトには北陸新幹線の画像が使われ、JR東日本や予約サイト「えきねっと」のロゴもあり、一見本物のようです。
本物と比べてみると、表示されたキャンペーンの開始時期は偽サイトが「10月」、公式サイトが「12月」と異なるものの、使われている画像やキャンペーンの文字も同じように見えます。さらに、それぞれの駅を紹介する画像も同じでした。
街の人からは「全然見分けつかない」や「ここまでほぼ丸ぱくりってなかなか…」といった声が聞かれました。「えきねっと」をよく利用するという20代女性は「窓口行ってる暇もない時に使うので、結構忙しい時に。これは本当にやめてもらいたい」と話していました。
個人情報などを不正に入手する「フィッシング詐欺」が目的とみられ、19日午前には、検索すると上位に表示される状態になっていました。
20日から東京でも始まる「全国旅行支援」を前に出現した悪質な偽サイト。JR東日本によると、偽サイトはすでに削除されたとみられ、被害の情報は入っていないということです。
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このような偽サイトに引っかからないためには、どうすればいいのでしょうか。
今回の偽サイトのURLは末尾のドメインが「ru」で、国別のドメインで「ロシア」のものです。
ITジャーナリストの三上洋さんによると、こういったドメインの確認が偽サイトを見抜く1つの方法だといいます。また、普段から利用するサイトはブックマークしておくことも重要だということです。
(2022年10月19日放送「news zero」より）
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