【殺しの天使】真っ白で神秘的 実は猛毒キノコ「食べないで…」(2022年10月19日)
キノコ採りで心躍るシーズンですが、気を付けなければならないのが毒キノコです。
登山道を歩いて行くと、ひっそりとたたずむ白いキノコを発見。一見、きれいで可愛らしい姿に映りますが…。
熊本きのこ会・金子周平会長:「典型的なドクツルタケですね。一本食べたら『この世にさらば』という猛毒のキノコです」
ドクツルタケは別名“殺しの天使”。白く柄の部分にささくれがあるのが特徴で、腹痛や嘔吐(おうと)、肝臓、腎臓の機能障害などの中毒症状が現れるほか、死亡事例もある猛毒キノコです。
熊本きのこ会・金子周平会長:「むやみに野山歩いてキノコがあったから食べることは絶対にしないでほしい」
去年までの10年間で820人が毒キノコによる食中毒となり、そのうち3人が亡くなっています。
触れるだけで危険な毒キノコも…。
指のような形の赤い猛毒キノコ「カエンタケ」。触っただけで皮膚が炎症し、食べれば命を落とす毒キノコです。今年発生し、注意が呼び掛けられているのは東京、神奈川、茨城県など公園内。
森林総合研究所・木下晃彦さん:「カエンタケは(触ると)胞子が手に付いたりするので、その手で洗わずにお菓子とか食べてしまうと(胞子を)吸い込むことになるので気を付けてもらいたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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