米韓合同の渡河訓練 5年ぶりに海外メディア公開 北朝鮮をけん制する狙いか|TBS NEWS DIG
アメリカ軍と韓国軍は朝鮮半島での有事を想定して、戦車や装甲車が川を渡る訓練を公開しました。こうした訓練を海外メディアに公開するのは5年ぶりです。
きょう、韓国北西部京畿道で行われた米韓合同訓練。定例の野外機動訓練の一環で、1000人が参加しました。想定しているのは、橋が破壊された時などの対応。
記者
「トラックが運んでいる筒のようなものが、橋のパーツになっています」
川に落ちるといかだのように広がり、これをつなげて橋を設置します。川幅が280メートルの場合、橋をかけるのに1時間半ほどかかるということですが、今回の訓練では有事の際に北朝鮮内部で戦車などを展開させる手順を確認したと見られます。
韓国軍 旅団長 ク・チャンモ大佐
「この訓練は有事の際、北朝鮮の脅威から韓国国民の生命と安全を守ることができる堅固な韓米同盟の架け橋である」
こうした訓練が海外のメディアに公開されるのはおよそ5年ぶり。背景には、ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがあるものとみられます。
その北朝鮮、きのう夜に続き、きょう正午過ぎにも黄海に向けおよそ100発の砲撃を実施。韓国政府関係者は、北朝鮮が7回目の核実験を来月8日のアメリカの中間選挙後に強行する可能性があると見ていて、新たな軍事行動を行わないか、米韓当局が警戒しています。
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