【進化】冷凍食品だけでなく…「電子レンジ」や「ポリ袋」にも注目
10月18日は、日本冷凍食品協会がさだめる、「冷凍食品の日」です。冷凍食品が進化する一方で、調理に使用する電子レンジや、ポリ袋が注目されています。
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18日、神奈川県横浜市に大型ショッピングセンターがオープンしました。“目玉”のひとつは、超巨大な冷凍食品売り場です。
客
「冷食ばっか。オープニングで安かったので買っちゃいました」
「普段のスーパーでは並んでないものがここにはあるので、試してみたいなと感じます」
10月18日は、冷凍(れい・とう)の「10(とう)」と世界共通の管理温度マイナス18℃以下で「冷凍食品の日」です。(※日本冷凍食品協会が制定)
その進化はとどまることなく、最近は飲食店の味を再現した冷凍食品や、世界各国の珍しい冷凍食品も登場しています。
イオンスタイル天王町 中野公現店長
「約1000品目の品ぞろえがございます」
チンしてすぐ食べられる“手軽さ”も魅力ですが、冷凍野菜などを料理に使う人も…
客
「今、野菜とかけっこう高いから、冷凍だとこまめに使ったりとかできるので」
「煮物とか炒め物とかですね、あと酢の物にして(冷凍野菜を)食べています」
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冷凍野菜などを使った料理をする人に人気だという家電がありました。
ヤマダデンキ・生活家電担当 佐藤崇さん
「5万円から10万円前後ぐらいのものが人気。温めのムラが少なく、解凍のムラも少なくできる機種が人気です」
冷凍食品を2つ同時に満遍なく温められるものなど、高機能で10万円以下の電子レンジです。
ヤマダデンキ・生活家電担当 佐藤崇さん
「スーパーとかでも、冷凍食材かなり種類が増えていますので、おいしく食べるために、いい電子レンジをお買い求めいただく方が増えていますね」
取材した「ヤマダデンキ大宮宮前本店」では、電子レンジ全体の売り上げも、去年と比べ、1.5倍ほどに増えているということです。
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冷凍に特化した、“便利調理グッズ”も続々と登場しています。
炊きたてのご飯をそのまま冷凍し、食べる時は、そのまま電子レンジに入れて解凍できる容器が売れているということです。
中でも、近年珍しい大ヒットを記録しているという“調理グッズ”がありました。
ハンズ・広報部 玉野早紀さん
「アイラップが、とても人気の商品となっています。年間2万個以上の販売の商品でございます。この5年間で約4倍の売り上げになっています」
昭和レトロなパッケージからスッと取り出せるポリ袋。1976年に発売しました。当時は電子レンジの普及率が低く、全国区の商品とはなりませんでした。40年以上の時を経て、全国区の人気となった理由を、メーカーに聞きました。
岩谷マテリアル・商品開発 坂本英明さん
「(一般的なポリ袋の耐熱温度は)だいたい70℃から100℃ぐらいのものが多いと思います。こちらの商品は120℃になっているので、安心してお使いいただけます」
120℃の高温からマイナス30℃の低温に耐えられる高密度ポリエチレンを原材料に使用。野菜を入れて袋をねじるようにしてまとめて耐熱皿の上にのせ、電子レンジに入れるだけで温野菜が簡単にできあがります。
同じく、鍋の底に耐熱皿を敷いて、湯せんする一手間をかければ、野菜がよりホクホクに仕上がり、袋を分ければまとめて加熱できるので、電気・ガス代の節約にもつながります。
そして、ヒットした一番の要因が――
岩谷マテリアル・商品開発 坂本英明さん
「今の時代、“SNS”を介して、商品がどんなものか“情報”が入ってくる時代になってきたので」
買ってきた冷凍食品を袋に入れ替えて温めたり、食材の冷凍保存にも使えるなど、SNSで便利な活用方法が拡散。冷凍食品の需要の高まりとともに、売り上げは4年前と比べて2倍に伸びているということです。
(2022年10月18日放送)
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