アンネの密告者を特定か 元FBI捜査官らが指摘
「アンネの日記」で知られるユダヤ人少女、アンネ・フランク一家の隠れ家を密告した可能性がある人物についてアメリカの調査チームが特定したと報じられました。
ユダヤ人少女、アンネ・フランクは1944年、オランダ・アムステルダムの隠れ家でナチスに発見され翌年、強制収容所で15歳で死亡しました。
隠れ家が見つかった経緯は謎とされていますが、ロイター通信などによりますと、アメリカのFBI=連邦捜査局の元捜査官らが率いるおよそ20人の調査チームがナチスの協力者のリストや当時の警察の資料などをデータベース化し、マイクロソフトが開発したAIを用いて解析するなどして数年にわたって調査した結果、密告した可能性がある人物を特定したということです。
この人物はユダヤ人公証人のファンデンベルフ氏で、1950年に亡くなっています。(18日03:29)
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