キーウ攻撃にイラン製の自爆ドローンか イランは武器輸出を否定も米バイデン大統領は「嘘をつき続けている」|TBS NEWS DIG
ウクライナ情勢です。きのう、首都キーウを攻撃したドローンは「イラン製」の自爆ドローンだとの指摘が出ています。そしてキーウでは、きょうも爆発音が聞かれています。
17日、首都キーウの中心部で起きた複数の爆発。
警察は上空に向け発砲。その先にはドローンのような影が。地面に落ちたのか一瞬、炎が見えます。こちらの男性が手にしている破片には、キリル文字で「ゲラン2」と書かれています。
この「ゲラン2」について、ウクライナ国防省情報総局は、イラン製の自爆ドローンがロシア軍で改名されたものだとしています。
ゼレンスキー大統領は。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「キーウにおいて、ロシア軍はイランのドローンで集合住宅を狙い、若い家族を殺した」
これに対しイランの主張は。
イラン外務省報道官
「イランはどちら側にも、いかなる武器も輸出していない」
ドローンの供与を否定。
ただ、アメリカ・バイデン政権は「イランは嘘をつき続けている」と指摘し、「ロシアが軍と民間の両方の標的に、こうしたドローンを用いた多くの証拠がある」と強調。
また、ウクライナ外務省は、イラン政府にロシアへの武器の提供を直ちに停止するよう求める声明を出しています。
キーウ市内では、きょうも爆発が起きていて、大統領府副長官はエネルギー施設に3発の砲撃があったとしています。
こうした中、EU=ヨーロッパ連合は。
EU ボレル外交安全保障上級代表
「ウクライナ軍をサポートするための、EUの軍事支援任務を確立することで合意しました」
ウクライナ軍に対し、軍事訓練を行うことで合意。
まず、およそ1万5千人を受け入れ、その後、拡大を検討するとしています。軍事訓練は、すでに独自で実施している加盟国もありますが、EUの枠組みでは初めてです。
一方、ロシアでは。
ウクライナに近い南部エイスクで、ロシアのスホイ34戦闘爆撃機が集合住宅に突っ込みました。当局は13人が死亡したとしています。
ロシア国防省によると爆撃機は訓練中で、離陸の際にエンジントラブルが発生、火が出て墜落したということですが、「爆撃機には兵器が積まれていた」など、現地で情報が錯綜しています。
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