吉村知事「兵庫・京都と三者会議」設置の意向…月曜最多となる2549人の感染確認(2022年1月17日)
大阪府は1月17日、月曜としては過去最多となる2549人の新型コロナウイルスの新規感染者が確認されたと明らかにしました。
大阪府では16日には3760人の新規感染者が確認され、15日に続き2日連続で過去最多を更新しました。病床使用率は16日時点で27.1%で、35%に達すれば、「まん延防止等重点措置」の要請を対策本部会議で判断するとしています。
(大阪府 吉村洋文知事)
「(オミクロン株は)これだけ感染力が強い株ですので、経済圏域も人流・交流も京阪神は一帯なところがありますので、兵庫県知事、京都府知事との三者会議を設置したいと思っています」
感染拡大とともに病床使用率があがる中、17日に京都市内では、資格を持っていても病院などに常勤していない、いわゆる「潜在看護師」約70人が参加した研修会が行われました。
(京都府保健環境研究所 藤田直久所長)
「きちんと感染経路や感染状況が分かれば、なんら怖いわけではありません」
京都府では昨年末から『潜在看護師』の募集を始め、これまでに約260人から応募があったということです。保健所や宿泊療養所などで対応にあたる予定で、府は今後、各施設と調整のうえ派遣を本格化させたいとしています。
また、府内では15日に全国初の取り組みも。京都府内の訪問診療チームが新型コロナウイルスに感染し自宅療養中の女性患者(80代)に、オミクロン株に有効とされる中和抗体薬「ゼビュディ」を投与しました。
(KISA2隊・よしき往診クリニック 國光克知医師)
「まだ在宅では点滴投与で普及しているところはほとんどないと思うんですけれども、こういったかたちで広げていければと思っています」
「ゼビュディ」は、イギリスの製薬大手・グラクソ・スミスクラインが製造販売していて、厚労省が去年9月に特例承認しましたが、訪問診療での投与は全国初だということです。
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