スペイン 人気観光地で冠水被害 ホテルで水位2m 車が立往生も(2022年10月12日)
地中海沿いにあるスペインの人気観光地が突然の大雨で一変しました。街のいたるところで冠水し、ホテルなどでは一時、2メートルほど水に浸かったということです。
突然、道路が川になり流されていくオープンテラスのテーブル。慌てて店員がイスやテーブルを回収しようとしますが…。1つ捕まえた間に次々と流されていきます。水の流れは思いのほか早く、回収できたのはイスとテーブル1つづつのみ。
場所はスペインの南東部、地中海に面する港町、トレビエハ。この町を突然の大雨が襲いました。
水しぶきをあげ進む車。海沿いの観光都市の姿は一変。道路は冠水し川のような状態に。
坂道が多く雨がやんでも水が流れ込み続け、水しぶきをあげ進む車もありますが、交差点で立ち往生し動けなくなる車も。
観光客に人気のテラス席は次々と流されていきます。
現地メディアによるとホテル内にも浸水し、2メートルの高さまで達した場所もあったといいます。
カリブ海で発生したハリケーン「ジュリア」。
中米・エルサルバドル。大雨で川が増水、川沿いの町に流れ込みました。
「子どもが取り残された」そう通報を受け駆けつけるレスキュー隊員。現場に着いた時にはすでに首の高さまで水につかっています。
木にしがみつきながら救助を待っていた男の子。隊員に抱えられ無事救助されました。逃げきれず多くの人がとり残されたのです。
浸水した車を引っ張り出そうとする住民たち。まるで「綱引き」をするように一丸となって声を掛け合っています。
ビーチにある日本で言う“海の家”は波に流されほとんど壊滅状態に。
アメリカの気象研究所によると、温暖化の影響で過去40年の間にハリケーンの勢力は強くなっており、フロリダを襲ったハリケーン「イアン」のような非常に大きなハリケーンの発生確率は上がっていると警鐘を鳴らします。
ハリケーンが襲うたび、住む家を失い農作物ごと田畑は流され、深刻な食糧不足の問題を招く恐れもあるのです。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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