制限ほぼ“コロナ前”に…コロナ水際対策が大幅緩和 インバウンドに期待の一方で“マスクどうする?”海外とのコロナ対策の違いで課題も|TBS NEWS DIG
新型コロナの水際対策が、きょうから緩和されました。入国者数の上限が撤廃されたほか、個人旅行も解禁され、制限はほぼ「コロナ前」に戻っています。
フランスから来た観光客
「2年ぶり。めっちゃうれしい。本当に幸せ」
きょう、大幅に緩和された空港などでの水際対策。▼1日あたり5万人の入国者数の上限が撤廃されたほか、▼訪日観光客のビザ取得が免除され、▼個人での旅行も可能になりました。
マレーシアから来た夫婦
「休暇で1週間滞在します。新聞で、日本はきょうからビザが不要になると書かれていました。本当にうれしかったです」
ネパールから父が来た男性
「(父が孫に)生まれてから初めて会った。コロナで会えなくて。けど、やっと会えた。嬉しいです」
外国人観光客の増加を見越し、こちらのデパートではコロナ禍で1台に減らしていた免税カウンターを2台に増やしました。インバウンド客も戻り始めていて、円安もあってブランドのバッグや時計などが人気だと言います。
高島屋大阪店 袁 正記さん
「お客様の動向を見ながら、さらに免税カウンターの受け口の拡大を検討しています」
さらに…
記者
「東京・港区にあるこちらの施設でもインバウンドに期待を寄せているといいます」
雄大な日本庭園を有する「八芳園」。老舗の結婚式場として人気ですが、国際会議や外国企業のパーティの運営を新たな事業の柱にしようとしています。
八芳園 関本敬祐統括支配人
「こちらの先にある別館といわれる、一軒まるごと貸切の会場でパーティーを行う」
今週木曜日には、アメリカからの団体客60名ほどの予約が入っています。一方で、日本と海外のコロナ対策の違いが課題になりそうだと言います。
八芳園 関本敬祐統括支配人
「例えばマスクにしても、海外の客と日本で働くスタッフとの温度差をしっかり整えていくということに関しては、我々事業者だけで解決できる問題ではない」
政府は、訪日外国人旅行の消費額の目標を年間5兆円以上としていますが、インバウンド消費の本格的な復活に向けては、まだ課題もありそうです。
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