【ウクライナ侵攻】日常戻り始めた首都キーウ…再び標的に
10日、イギリス・BBCの特派員がウクライナの首都・キーウから生放送をしていると、突然大きな爆発音が……。同じくキーウの歩道橋では、人の歩くすぐ近くでも、爆発が起きました。
キーウを含むウクライナ全土で少なくとも11人が死亡、64人がけがをしたということです。
半年以上前にロシア軍が撤退し、日常を取り戻し始めていたキーウ。8月には、「news zero」も現地を取材していました。そこには、独立記念日に広場で集まる家族連れや、避難してきた人たちの姿もありました。
マリウポリからキーウに避難してきた大学生は、「ここが私たちの新しい校舎です。工事が終わったら校長室などができる予定です」と、新しい校舎の完成を、心待ちにしていました。
そんな中で、ロシアはなぜ今、首都キーウを狙ったのかーー。
そのきっかけになったとみられるのが、8日、「クリミア橋」で起きた爆発です。8年前、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結んでいました。プーチン大統領は日本時間10日夜、クリミア橋の爆発を「テロ」だと改めて非難し、キーウなどへの攻撃を認めました。
(2022年10月10日放送「news zero」より）
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