「全国旅行支援」宿泊施設が“便乗値上げ”?料金2.5倍に…自治体警戒も“判断困難”【もっと知りたい!】(2022年10月10日)

「全国旅行支援」宿泊施設が“便乗値上げ”?料金2.5倍に…自治体警戒も“判断困難”【もっと知りたい!】(2022年10月10日)

「全国旅行支援」宿泊施設が“便乗値上げ”?料金2.5倍に…自治体警戒も“判断困難”【もっと知りたい!】(2022年10月10日)

 いよいよ11日から始まる「全国旅行支援」。ところが、宿泊施設側が多くの観光客を見込んで、宿泊料金を割高にしているのではと、便乗値上げを疑う声が上がっています。

■ケース(1)「宿泊料金が2倍以上値上がり」

 10月下旬の沖縄旅行を8月の頭に予約した男性は、次のように話します。

 沖縄のホテルを予約した男性:「私の両親の旅行を予約しました」「(Q.この時の料金はいくら?)2万7000円ですかね」

 両親へのプレゼントとして、旅行代理店を通じてホテルを予約しました。

 予約した時期が早く、全国旅行支援の対象にならないと旅行代理店に言われたため、改めて同じホテルの、同じ日程で部屋を探してみると、驚きました。

 沖縄のホテルを予約した男性:「およそ7万円ほどで。条件も返金ができなかったり、食事が付かなかったりで。単純に比較できるものではないけど、(以前の)2倍くらいにはなっていましたね」

 8月予約の時点では、朝食付きで2万7000円でしたが、現在は6万8000円と2倍以上。しかも、朝食は付いていません。

 全国旅行支援で1泊あたり5000円お得になったとしても、割高になってしまう金額です。

■ケース(2)「値上げで旅行を諦める」

 別の男性は、友人と3人で東北旅行を計画していました。

 東北旅行を予定していた男性:「3日間の新幹線乗り放題のフリーパスを使って、東北を格安で旅行しようと企画していたんですけど。ビジネスホテルが軒並み高くなっていて、(旅行を)断念せざるを得ない状態に」

 先月末に確認した時点では、安かった宿泊料金が、軒並み値上がりに…。旅行そのものを諦めてしまったといいます。

 東北旅行を予定していた男性:「友人と休みを合わせるのも大変でして。せっかくのチャンスが台無しになってしまったという思いはある」

■“便乗値上げ”自治体でも対策

 全国旅行支援を使って旅行を検討していた人に話を聞きました。

 都内在住(40代):「さみしいです。結局、プラマイゼロってことですかね」

 大阪在住(20代):「だまされてる気分になった。(旅行)行かなくても良いかなって思っちゃう」

 宿泊料金の便乗値上げについては、自治体でも対策を講じていました。

 埼玉県では、全国旅行支援の対象となる事業者に対し、制度を利用した便乗値上げを禁止にしました。温泉旅館「ちちぶ温泉 はなのや」でも、値上げはしないといいます。

 秩父リゾートグループ・関根瑠美総支配人:「いわゆる、便乗値上げをしなくても、たくさん経済を回してもらうために、ありがたく使わせて頂ければ良い制度なのかなと。宿に対しては感じますね」

■価格変動あるため“判断困難”

 東京都でも、宿泊料金が不当に設定されていた場合、補助対象から外されます。

 しかし、担当者は、そもそもホテルや旅館は時期や需要の動向によって価格変動があるため、値上げ理由の判断が難しいといいます。

 航空・旅行アナリスト・鳥海高太朗氏は、今回の宿泊料の値上げについて、無理に予約する必要はないといいます。

 鳥海氏:「(料金が)高いと思ったら、予約しなければ良いだけの話なので。宿もお客が入らなければ、適正価格を探っていく」

(「グッド!モーニング」2022年10月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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