「阪神淡路大震災から27年」追悼会場を訪れた女性『ここだと兄を近くに感じられる』(2022年1月17日)

「阪神淡路大震災から27年」追悼会場を訪れた女性『ここだと兄を近くに感じられる』(2022年1月17日)

「阪神淡路大震災から27年」追悼会場を訪れた女性『ここだと兄を近くに感じられる』(2022年1月17日)

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、6434人が犠牲になりました。2022年1月17日で27年になります。神戸市中央区にある「東遊園地」では追悼のつどいが行われています。

 ろうそくの灯りに手を合わせていた方々にお話をうかがいました。双子の兄を亡くした28歳の女性は「兄を近くに感じられるからここを訪れた」と話していました。

 まだ、母親の遺骨が見つかっておらず、「区切りがつかない」と話す女性もいました。一瞬にして大切な存在を失った方々です。この日を忘れることなく毎年のようにこの場に足を運んできたといいます。

 そんな中、若い人の姿もありました。茨城県から来た20代の男性は、東日本大震災を経験し、阪神・淡路大震災のことも知りたくなり訪れたということです。

 27年という年月は被災地に様々な変化をもたらしています。震災を知らない世代があの日、起きたことを『いかに次の世代へとつないでいくか』を改めて考える1日になります。

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