【事故】カピバラが女児にかみつきケガ 2日前には1歳男児も…
群馬サファリパークで9月末、カピバラが6歳の女の子に襲いかかり、ケガをする事故がありました。この女の子がかまれる2日前、1歳の男の子もカピバラに背中などをかまれていたことがわかりました。園の管理体制に問題はなかったのか、園長に話を聞きました。
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9月27日に群馬サファリパークのカピバラが女の子(6)の首などをかみ、9針を縫うけがをさせた事故で、新たな事実が10月6日に明らかになりました。
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「当園におけるカピバラ事故が2件発生しましたので、ご報告します」
女の子がかまれる2日前の9月25日にも、1歳の男の子がカピバラにかまれていたことがわかったのです。
群馬サファリパークの北村昭二園長は5日、日本テレビの取材に対し、次のように答えていました。
――(事故を起こしたカピバラは)今までにそのようなこと(かむこと)は、ありましたか?
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「ないんですね。人に攻撃的な雰囲気は全くみられない」
――事故というのは?
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「なかったですね。一度もなかったですね」
北村園長は「過去にかみついたことは無かった」と話していました。
6日に北村園長に改めて確認すると…
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「(9月)25日の件は非常に軽傷で済んでいるし、関連性があまりないだろうと、その時点では思っていましたので」
9月25日に、1歳の男の子は家族と一緒にカピバラとふれ合えるコーナーを訪れていました。転倒してしまい、カピバラに背中をかまれ、歯型がつくケガをしたといいます。しかし、この時は軽傷で済んだため、北村園長は5日のインタビューでは「事故はなかった」と説明したといいます。
群馬サファリパークでは、男の子へのかみつきがあった9月25日以降も来園者とカピバラがふれ合えるコーナーをそのまま継続していました。
群馬サファリパーク 北村昭二園長
「対策としては甘いことになって、実際にこういうケガをさせる事故が起きてしまったということです。ご家族、ケガをされた方には大変申し訳なく思ってますし、心から謝罪をいたします」
小さい子どもを連れた来園者は…
母親
「ちょっと怖いな。目を離さないようにしたいなと」
群馬サファリパークは女の子の事故が発生した翌日の9月28日、ふれあいコーナーを閉鎖しました。今後、カピバラ4頭の観覧は柵の外からとし、エサやりなど直接のふれあいは中止するということです。
(2022年10月6日放送「news every. 」より)
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