トンガ大規模噴火の影響 津波がペルーの海岸に到着
南太平洋のトンガ沖で起きた海底火山の大規模な噴火の影響による津波は、南米ペルーでも確認されました。
物が流され、街に水が流れ込み、人々は混乱しています。ペルーの南部の都市パラカスの海岸で15日夕方、撮影された映像です。映像を提供した地元住民の話によると、週末で多くの観光客が訪れていた海岸で、急に見たこともないような波が押し寄せてきたということです。
現地では多くの場所で停電が発生し、避難をしたと話しています。その後、状況は落ち着いているということですが、詳しい被害状況はまだわかっていません。
アメリカの太平洋津波警報センターによると、ペルーの首都リマに隣接するカヤオなどでは79センチの津波が観測されています。また、チリの国家緊急災害対策庁はイースター島や13の州などに対し、津波警報を発表しました。エクアドルでも一時津波警報が出されましたが、現在は解除されたということです。(16日13:54)
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