宮城県 全国初“孫休暇”導入へ…祖父母も育児 知事「子育て世代の支援必要」(2022年10月5日)
3日の定例会見で、宮城県の村井嘉浩知事は孫のために休暇を取得すると宣言しました。
■村井知事「子育て世代の支援必要」
村井知事:「私事になりますけど、9月23日に2人目の孫が誕生致しました。娘の子育てを手伝いたいと思いまして、議会対応など公務に支障のない範囲で、休暇を取らせて頂くことにしました」
7月には、初孫を連れて観光施設の授乳室でミルクをあげるなど、孫の育児に熱心な姿を見せていました。
さらに村井知事は今後、県の職員の定年が65歳に引き上げられれば、孫を持つ職員が増えることが想定されるとして、“孫休暇”を来年1月から導入する考えを明らかにしました。
育児休暇だけでなく、なぜ孫休暇まで検討しているのでしょうか。
村井知事:「近年は共働き世帯が増加しておりますので、夫婦の協力はもちろんでありますが、祖父母なども積極的に孫の育児にかかわって、子育て世代を支援する必要があると日頃から考えていたからです」
■“孫休暇”街の人・SNSの反応は…
この孫休暇について、街の人からは、次のような声が聞かれました。
子どもを持つ母親(30代):「お母さんも寝不足だったりして、家事もできなかったりすると思うので。家事のお手伝いをしてくれたり、子どものお世話をしてくれたりとか。助かることが多いと思うので、すごく大賛成です」
孫がいる男性(60代):「急に孫が具合が悪くなったりとか、娘夫婦が具合が悪くなったりした時には、何か手伝ってやらなきゃいけなくなるから。そういう時に、うまく使えばいいんじゃないですか」
一方、SNS上では、こんな声もありました。
ツイッターから:「実母ならともかく、実父なんてガッツリこられても、邪魔なだけでは」「孫休暇なんていらないから、そのぶん育児のために取れる、有給休暇の日数を増やして下さい」
孫休暇が導入されれば、都道府県では初めてだということです。
(「グッド!モーニング」2022年10月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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