“ルフィ”指示か 京都の時計店強盗“仕切り役”に懲役１５年求刑「実行犯を勧誘し具体的に指示した」
昨年、京都市で起きた強盗事件で、“ルフィ”から指示を受けたとされるグループの仕切り役の男に対し、懲役１５年が求刑されました。
伊藤一輝被告（３０）は昨年５月、共犯者らとともに京都市中京区の時計店に押し入り、高級腕時計４１本を奪って逃げたなどの罪に問われています。
伊藤被告は全国で相次いだ強盗事件の指示役「ルフィ」こと今村磨人被告（３９）から指示を受け、実行犯の「仕切り役」だったとされています。
２８日、大阪地裁で行われた裁判で、検察側は「粗暴極まりない犯行で、実行犯を勧誘し、具体的な指示をするなどグループの中では重要な立場だった」として、懲役１５年を求刑しました。
一方、弁護側は「犯行計画は“ルフィ”が作り、指示をそのまま伝えていただけで、あくまで従属的な立場だった」と主張していて、判決は９月１日に言い渡されます。
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