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【緊迫】中国船の領海侵入が“常態化” 日本漁船を執ように“追尾” 沖縄・尖閣諸島周辺
北朝鮮の弾道ミサイル発射など緊張感が高まる中、中国の挑発もエスカレートしています。尖閣諸島周辺では、中国海警局の船がを以前より長時間、日本の漁船を追尾するなど、状況は緊迫しています。
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9月30日、沖縄・石垣島の港で漁船が漁の準備を行っていました。船主は、石垣市議会の仲間均議員です。30年近くにわたり、尖閣諸島を守る活動を行っています。
仲間氏が今年5月に撮影した映像には、船首に赤いラインの入った中国海警局の船が映っていました。
石垣市市議 仲間均氏(今年5月)
「釣りの邪魔をしています。中国公船。きょう、魚釣れないよ」
尖閣諸島では日本が国有化した2012年以降、中国海警局の船の領海侵入が常態化しています。中国は「自国の領土・領海だ」と主張しています。
現在、日本政府は、日本人であっても漁以外の目的で尖閣諸島に近づくことを認めていません。漁師でもある仲間氏の撮影する映像が、私たちが尖閣諸島の今を知る数少ない手段の1つになっています。
出港してしばらくすると、漁船の後ろに巡視船「いけま」が現れました。海上保安庁に連絡して、護衛についてもらわないと漁ができない恐れがあるのです。理由は、尖閣諸島の領海の外側にある接続水域に、常に中国海警局の船4隻が居座っているからです。
仲間市議の乗った漁船がその接続水域に向かうと、レーダーが異変を察知しました。
石垣市市議 仲間均氏
「午前2時10分です。巡視船・中国公船、2隻おりますけども」
中国海警局とみられる大型の船です。暗闇の中、その方向にカメラを向けると、赤と緑の光が照らされていました。赤い光が中国海警局の船、緑の光が海上保安庁の巡視船です。夜間にもかかわらず、何らかの手段で仲間氏の漁船の動きを察知し、接続水域の外で待ち構えていたのです。
漁を行うため日本の領海に入ると、中国海警局の船2隻も集まった日本の巡視船の警告を無視して、領海に侵入してきました。
石垣市市議 仲間均氏
「まさしく領海内です。このように、ずっと我々を見ています」
高級魚のアカマチなどたくさんの魚が釣れますが、漁の間もつばぜり合いが続きます。
石垣市市議 仲間均氏
「中国の海警、巡視船が我々の船に近づかないように監視をしています」
定期的に尖閣諸島で漁を行う仲間氏が「以前よりも、中国側の対応が強硬になっている」と指摘するものがあります。それは、“追尾の執ようさ”です。石垣島に戻る際、以前は接続水域を出て、しばらくすると追尾をやめていました。しかし、今回は尖閣諸島と石垣島の中間を越えるまで、追尾をやめなかったといいます。
石垣市市議 仲間均氏
「ずっと追尾し続けているんです。4時間、5時間。(石垣市)議会でも議決して、政府に対して、毅然とした対応をとれるように、要請行動を展開しようかと」
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中国側の挑発がエスカレートしています。中国では5年に1度の中国共産党大会が16日から開催されます。習近平指導部は対外的な強硬姿勢を国内に向けてアピールしていて、今後もさらに緊張が高まる可能性がありそうです。
(2022年10月4日放送「news every.」より)
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