大型ハリケーン“壊滅的被害”も 米・数千人の州兵動員へ…日本は“台風18号”接近(2022年9月30日)
数千人の州兵を動員するということです。アメリカに上陸したハリケーンが猛威を振るい、およそ200万軒が停電しています。
■巨大ハリケーン“壊滅的被害”も
宇宙からもはっきり分かる、ハリケーンの「目」。その中には、雷でしょうか、閃光(せんこう)も走ります。
猛烈に吹き付ける雨と風。大型ハリケーン「イアン」はカリブ海のキューバを通過し、28日、フロリダ州南西部に上陸しました。
上陸時の勢力は、5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」。最強レベルに迫る、最大風速70メートル近くにまで達していたといいます。
フロリダ州知事:「避難までの時間があまりありません。今すぐ避難して下さい」
垂れ下がり、もはや機能していない信号機。
フロリダ州では、およそ200万軒が停電しているといいます。
気象当局は「壊滅的な被害」をもたらす恐れがあるとして、最大限の警戒を呼び掛けています。
高潮や洪水などの被害も深刻です。
今にも巻き込まれそうな激しい波。水の中から救助される人もいました。
消防隊員:「あなたたち大丈夫?」
バイデン大統領は、数千人のフロリダ州兵を動員するとともに、行方不明者の捜索・救助活動などを支援すると明らかにしています。
■“台風18号”静岡の土砂崩れ「不安」
一方、次々と台風が発生している日本。28日、沖縄の南東の海上で、今月7個目となる台風18号が発生しました。
29日夜、強い勢力に変わり、今後、本州の南の海上を進む予想です。
静岡県浜松市では先週、台風15号が直撃し、土砂崩れが発生しました。
浜松市危機管理課・小林正人課長:「応急で、今は崖面にブルーシートを張って、雨が降っても後ろの斜面から入っていかないような対応をしている」
復旧作業が続けられるなか、新たな台風の発生に不安を募らせています。
(「グッド!モーニング」2022年9月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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