『卑劣で計画的』バイト店長をトランクに閉じ込め窒息死させた男に懲役２４年の判決（2022年9月29日）

『卑劣で計画的』バイト店長をトランクに閉じ込め窒息死させた男に懲役２４年の判決（2022年9月29日）

アルバイト先の店長を車のトランクに閉じ込めて窒息死させた罪に問われている男に対して、懲役２４年の判決が言い渡されました。

　判決によりますと、神戸市北区の無職・鳥井翔太被告（２９）は去年５月、神戸市北区の駐車場でアルバイト先のコンビニの店長だった森下浩さん（当時６２）の鼻や口を粘着テープでふさいで車のトランクに閉じ込めて、現金約１３万円などを奪った後に車を転落させて放置し、森下さんを窒息死させました。

　９月２９日の判決で神戸地裁は、鳥井被告が犯行に用いる粘着テープを事前に購入するなどしたことについて「卑劣で計画的な犯行」と指摘した一方、「被害者が死亡する可能性が高いと認識していたとまでは認められない」として、無期懲役を求刑された鳥井被告に対して懲役２４年を言い渡しました。

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