手書きで「さや」 “不明女児の帽子”江戸川下流に…家族「土手で遊ぶことあった」【もっと知りたい!】(2022年9月29日)
千葉県松戸市で行方が分からなくなっている、小学1年の女の子の帽子が江戸川の下流で見つかりました。帽子には、「さや」と女の子の名前が書かれていました。
■“帽子”発見…母親「私の字」
行方不明となっている南朝芽さん(7)の帽子が見つかったのは、靴と靴下が発見されている場所から1キロほど下流にある取水口です。
発見したのは、水道事業者の作業員で、台風15号による大雨で不具合が出たオイルフェンスを交換していたところ、帽子が浮かんできたといいます。
朝芽さんが行方不明になった当日の映像。帽子をかぶった朝芽さんがキックボードに乗る姿が映っていました。
警察によりますと、発見された帽子には手書きで「さや」という文字が書かれていたといいます。
朝芽さんの母親(警察によると):「私が書いた文字で間違いありません」
■午後以降、河川敷で目撃者なし
朝芽さんが行方不明になって6日目の28日も、120人態勢で捜索が行われました。
これまでに公園で、朝芽さんが乗っていたキックボードが、さらに、その近くの河川敷では、靴と靴下が発見されています。
朝芽さんの家族:「キックボードは乗り飽きてしまったら、乗り捨てることも良くあります。土手には、階段を上って遊びに行くことがありました。気分が上がり、1人で向かう可能性もあります」
防犯カメラが朝芽さんの姿を捉えた23日の午後以降、河川敷はどのような状況だったのでしょうか?その日に、河川敷で釣りをしていた人に話を聞きました。
行方不明の当日釣りをしていた人:「(Q.どの時間帯に?)午前10時から午後2時くらい。川は穏やかで、空は曇っていて、そんなに人もいなかった」「(Q.もし女の子が1人でいたら?)気付かないわけないと思う。話し掛けますよね、『何をやっているの?』って。『お母さんは?お父さんは?』とか言いますよね」
午前10時から午後2時の間で、朝芽さんらしき姿は見ていないと話します。
さらに、早朝から河川敷で試合をしていた野球チームの関係者も、次のように話しました。
日本ポニーベースボール協会関東連盟・井関紀雄連盟長:「朝の6時半くらいにはグラウンドに行きまして、(午後)3時くらいには撤収しましたね。(関係者など)全部で150人はいましたかね。試合やってると、ファウルボール結構いっちゃうので、その辺はよく見ているんですね。女の子が1人で歩いていれば、必ず分かるような状況ではあります」
やはり午後以降、河川敷を1人で歩く女の子の姿を目撃した人はいませんでした。
■有力な手掛かりなし…きょうも捜索
周辺では、台風15号の影響で激しい雨が降り、河川敷は、ゴールポストが沈むほど増水したといいます。
今回、新たに帽子が発見されましたが、いまだ有力な手掛かりはありません。
警察は、事件と事故、両方の可能性があるとみて、29日も120人態勢で捜索する方針です。
(「グッド!モーニング」2022年9月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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