安倍元総理国葬きょうのドキュメント 国論二分のまま|TBS NEWS DIG
実施への賛否が依然として分かれる中、きょう、安倍元総理の国葬が東京・千代田区の日本武道館で行われました。
参列者は国内外からおよそ4300人。そのうち海外からは210以上の国や地域、国際機関から700人が参列しました。
会場の式壇の中央には安倍元総理の遺影が飾られたほか、花を使って、安倍氏が愛したという雄大な富士山のイメージが表現されています。入り口には昭恵さんが選んだという安倍氏の生前の写真も。
岸田総理
「一体誰がこんな日が来ることを、寸毫なりとも予知することができたでしょうか。安倍さん、あなたはまだまだ、長く生きてもらわなければならない人でした。残念でなりません。痛恨の極みであります」
きょう午後、安倍元総理の自宅では、およそ20人の自衛隊の儀杖隊による敬礼が行われました。そして・・・
記者
「午後1時26分、安倍元総理の遺骨を乗せた車が東京渋谷区の自宅を出発しました」
安倍昭恵さんと安倍元総理を遺骨を乗せた車は、一度、防衛省を経由。職員が見送る中、国葬が行われる東京・千代田区の日本武道館にむかいました。
葬儀委員長である岸田総理と、副委員長である松野官房長官が出迎え、遺骨を抱いた昭恵さんはゆっくり歩みを進め、会場の中へ。会場の外では安倍氏への弔意を表す「弔砲」が19発、発射されました。会場内では自衛隊の音楽隊が演奏する中、安倍元総理の遺骨は岸田総理の手に。そして、式壇に安置されました。
秋篠宮さまや佳子さまら7人の皇族も参列されるなか、午後2時過ぎ、国葬が始まりました。
岸田総理
「安倍さん、あなたこそ勇気の人でありました。一途な誠の人、熱い情けの人であって、友人をこよなく大切にし、昭恵夫人を深く愛したよき夫でもあったあなたのことを、わたくしはいつまでも懐かしく思い出すだろうと思います」
そして友人代表として追悼の挨拶をしたのは、第2次安倍政権でおよそ8年にわたり官房長官を務めた菅前総理です。
菅義偉前総理
「総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。いつも、まわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8か月。私は本当に幸せでした」
一方、国会や武道館周辺では国葬に反対する集会やデモが行われました。最後まで国論を二分する形となった安倍元総理の国葬。来週から始まる臨時国会でも、政府の説明と検証が求められます。
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