沖縄の“ブランドしいたけ”実は…産地“偽装”生産業者を直撃(2022年9月27日)
また、産地偽装です。沖縄のブランドシイタケが実は、宮崎産だったことが発覚しました。
沖縄本島の中央部に位置し、南国情緒あふれる観光地として人気の恩納村。この村で業者が生産するのは、新たな特産品として期待され、ふるさと納税の返礼品にも選ばれたブランドシイタケ。しかし…。
沖縄県外のシイタケを、恩納村産と偽って販売していたことが発覚したのです。
なぜ、産地偽装を。生産業者を直撃すると、その身勝手な動機が明らかになりました。
沖縄しいたけ田中・田中未一郎社長:「大体2年くらい前から足りないものを(宮崎県産で)補給していた。どうしても商品が足りないので増産したかったが、なかなか難しくてできなくて」
2年ほど前から、沖縄県産と表記された商品に、グループ会社が宮崎県で栽培したシイタケを、半分ほど加えて販売。従業員に気付かれないよう、袋詰め前の段階で田中社長が1人で宮崎産を加える手法がとられていました。
沖縄しいたけ田中・田中未一郎社長:「不当に儲けようとしてやったわけではなく、沖縄の人に良いものを知ってもらいたかった。反省しています」
社長は責任をとって辞任する方針です。
ふるさと納税の返礼品に採用していた恩納村では、8つのサイトからすべての登録を取り下げました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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