【話題】倒れた「バス停案内板」 強風でと思いきや…“実はわざと”(2022年9月22日)
猛威を振るった台風14号。街路樹や道路標識が倒れるなど、各地で大きな被害が出ました。
■倒れたバス停案内板「前もってわざと」
そんななか、1枚の投稿写真が話題となっています。
倒れたバス停の案内板。台風が吹き荒れた19日、京都市内で撮影されたものです。強風で倒れたのかと思いきや…。
京都市交通局:「前もって、わざと倒しました」
実は、京都市交通局が、倒れると危険なため、台風の接近に合わせて事前に倒していたのです。
写真を投稿した井上学さん:「バス停を倒しているっているのは、よく聞いていて。私自身も見てるんですが、意外とそれが知られていないということを伺いまして。ちょうど出掛けた時に、バス停が倒れていたので。これは皆に知ってほしいなと思って、ツイートした次第です」
■台風接近時は「バス停の案内板を倒す」
SNS上には、多くの反響がありました。
インターネット上の反応:「初めて知りました。すごいね!」「バス業者さん、ありがとう」「あえて倒しておくのもありなんだ」
京都市によりますと、市内にある案内板は150カ所。高さ2メートル以上、コンクリートの土台だけで140キロあるため、一つの案内板を倒すのに、2人以上必要になるということです。
さらには、こんな苦労もあったといいます。
京都市交通局 自動車部 技術科・清水稔也担当課長:「うちの職員が(案内板を)倒した後に、1時間後に戻ってくると、実はそれが戻っていたと。善意か何かで戻して頂いたと聞いています。周知を事前にしなきゃならなかった、反省点もあります」
写真を投稿した井上さんは、「今後は、台風が接近した時には、『バス停の案内板を倒す』ことを一般的な事象として知ってもらって、倒れている案内板を見ても、戻さないでほしい」と話しています。
(「グッド!モーニング」2022年9月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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