【理由は“セクハラ”】ENEOS 先月辞任の杉森元会長
石油元売り大手のENEOSホールディングスは、杉森務元会長が先月辞任したことについて、辞任理由がセクハラ行為であったことを明らかにしました。
関係者によりますと、杉森務元会長は今年7月に那覇市の飲食店を訪れた際、従業員の女性に対してセクハラ行為をしたということです。ENEOSホールディングスが相手側の弁護士を通じて連絡を受け社内調査を行ったところ、杉森会長が事実関係を認め、8月12日付で辞任届を提出しました。
辞任をめぐっては、会社側はこれまで“一身上の都合”と説明し、詳しい理由は明らかにしていませんでした。
ENEOSホールディングスは、「人権尊重、コンプライアンス徹底を経営の最優先事項と位置付けているにもかかわらず、 元会長自らがこれに背く行為を行ったことは、極めて遺憾」だとしています。
杉森元会長は、経団連の審議員会副議長と石油連盟の会長も務めていましたが、8月に辞任しています。
（2022年9月21日放送）
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