【エリザベス女王国葬】両陛下即位後初の外国訪問は“悲しい別れ”に

【エリザベス女王国葬】両陛下即位後初の外国訪問は“悲しい別れ”に

【エリザベス女王国葬】両陛下即位後初の外国訪問は“悲しい別れ”に

イギリスのエリザベス女王の国葬が終わり、棺は礼拝堂の一角に埋葬されました。国葬に参列し最後のお別れをされた天皇皇后両陛下は20日夜、日本に到着されます。

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イギリス国民にとって特別な日となった19日、ロンドン市内の広場で人々が見守っていたのはエリザベス女王の国葬です。ウェストミンスター寺院で執り行われました。

国葬には、チャールズ国王やカミラ王妃の他、ウィリアム皇太子、その隣には長男のジョージ王子や長女のシャーロット王女の姿もありました。一方、王室を離脱したヘンリー王子は、軍服を着る他の王族とは異なり今回もモーニング姿で参列しました。

そして、日本からは天皇陛下と皇后雅子さまが出席されました。そのほか、アメリカのバイデン大統領ら各国の元首など、2000人以上が参列しました。

在位70年、96歳で亡くなったエリザベス女王の国葬。

「全能の神・父・子・聖霊の祝福をあなたがたの中にあり、常にあなたがたとともにあるように」

「アーメン」

軍隊によるラッパが吹かれるとイギリス全土で2分間の黙とうがささげられ、国歌斉唱。

「God Save the King(神よ、我らが国王を守りたまえ)」

最後には女王専属のバグパイプ奏者による追悼の曲で、国葬は締めくくられました。

終了後、女王の棺は、沿道を埋め尽くした人々から歓声と拍手が起こる中、女王が生前多くの時間を過ごしたロンドン郊外のウィンザー城へ向かいました。チャールズ国王など家族に見守られながら、去年亡くなった夫のフィリップ殿下や、歴代のイギリス国王が眠る礼拝堂に納められ、一連の儀式を終えました。

イギリス国民
「非常に感動しました。素晴らしかったです」
「すごく一体感があり、みんなが集まりました。(女王への)感謝を示す、素晴らしい日となりました」

天皇皇后両陛下は、各国の王族とともに祈りをささげエリザベス女王を追悼されました。陛下は18日、チャールズ国王主催のレセプションにも出席し、国王に直接弔意を伝えられたということです。そして19日には、お2人そろって弔問の署名をされました。

日本テレビ宮内庁担当・笛吹雅子解説委員
「即位後初めての外国訪問は、天皇陛下が繰り返し感謝と尊敬の気持ちを述べられてきた女王との悲しい別れとなりました」

両陛下は、国葬に出席したその日のうちにホテルを後にされました。現地2泊の日程を終え、ロンドン郊外の空港を出発されました。日本時間20日夜、帰国されます。
(2022年9月20日放送「news every.」より)

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