“強風にあおられ転倒骨折”など兵庫10人・徳島8人けが 計画運休でJR新大阪駅は混雑(2022年9月19日)
大型の台風14号は近畿地方や徳島県で被害が発生していて、けが人も出ています。9月19日、午後9時までの各地の情報をまとめました。
【徳島県】
(記者リポート 19日午後1時半ごろ)
「徳島県鳴門市です。昼過ぎからかなり風が強くなってきていまして、ビニールハウスはめくれあがってしまっています」
強風でめくれ上がったビニールハウスのテント。店の看板も折れ曲がり、非常に危険な状態になっていました。落ちてしまわないよう雨が降りしきる中、懸命の対応がとられました。
台風が近づくにつれて海も大荒れとなり、徳島港では岸壁には波が打ち付けていました。最大瞬間風速32.1メートルを観測した徳島県阿南市蒲生田。周辺では強風の影響で複数の看板が吹き飛ばされて落下。ガードレールも倒れ、ゴミ箱も横倒しになりました。
徳島県ではこれまでに、強風で転倒するなどして少なくとも20代~90代の男女8人がけがをしていますが、いずれも軽傷だということです。
徳島県内を走るJRや高速バスなどは19日朝から全て運休しているため、駅に人の姿はほとんどありませんでした。
【和歌山県】
(前田春香アナウンサー 午後4時ごろ)
「和歌山県串本町です。高い波が防波堤にあたり、水しぶきが中に入ってきています」
和歌山県では午後3時ごろに友ヶ島で最大瞬間風速40.9メートルを観測。強風の影響でJR和歌山駅前で大きな街路樹の枝が折れました。
【兵庫県】
一方、兵庫県姫路市では強風で国道沿いにある大型看板が剥がれました。現場ではロープで固定する応急措置が取られています。
姫路港では小豆島などに向かうフェリーが全便欠航となりました。
兵庫県では強風にあおられて転倒した男性(60代)が右足首を骨折するなど10人が重軽傷です。
観光地の城崎温泉(豊岡市)では、観光客は少なく閑散としていました。3連休の最終日でしたが観光客はまばらで、台風が近づく前に帰路につく人の姿もみられました。
(観光客)
「これからこちらの方に向かって台風がやってくる。早めに台風から逃げるような形で大阪に帰ろうかなと思っています」
【交通情報】
関西空港では朝から多くの便が欠航しました。3連休を利用して関西に旅行に来ていた人にも影響が出ています。
(沖縄に戻る人)
「夕方に帰る予定だったんですが、台風ということで予定を早めて、ぎり帰れるかなと思って来たんですけど、ちょっと予想外…困ったな」
計画運休が発表されていた新幹線。JR新大阪駅は帰路につく人たちで混雑していました。
(千葉に帰る人)
「新幹線がちょっと遅れが出ていて、乗れるかどうかも不安な状況です」
(東京に帰る人)
「その時間になるまで(出発するか)分からないなと思いながら待っています。(Qもしダメだったら?)(子どもたち)みんな学校休みだね」
「(Qそれは困るよね?)ちょっとうれしいです」
【百貨店】
百貨店も対応に追われました。阪神梅田本店など大阪の百貨店はみな午後3時に閉店しました。
(買い物客)
「あさ(百貨店で)買い物していて、忘れものをして取りに入ろうとしたら閉まっていた。あした取りにくるしかないですかね」
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