【台風14号】徳島県の最新状況 20代~80代の7人がケガ 3600戸が停電 414人が避難中(2022年9月19日)

【台風14号】徳島県の最新状況 20代~80代の7人がケガ 3600戸が停電 414人が避難中(2022年9月19日)

【台風14号】徳島県の最新状況 20代~80代の7人がケガ 3600戸が停電 414人が避難中(2022年9月19日)

大型の台風14号は近畿や四国にも大きな影響をもたらしています。徳島県の状況をまとめました。

 (金咲和歌子記者リポート 徳島県鳴門市 9月19日午後5時前)
 「私は徳島県鳴門市にきています。目の前に見えるのが鳴門海峡ですが、海面がかなり荒れているのがわかります。朝から県内で取材をしていますが午後から雨風ともに勢いを増しています。今は雨は少し落ち着いていますが、風は立っているのがやっとというくらいの強い風が続いています」

 19日の午後3時時点で、徳島県の一部は台風14号の暴風域に入っていて、徳島県徳島市では正午過ぎに最大瞬間風速32.8m/sを観測する強い風が吹いています。午後5時前現在で、徳島県全域で大雨・暴風・洪水・波浪警報が出されています。夜遅くまで土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要です。

 続いてライフラインですが、四国電力によりますと、9月19日午後4時5分時点で徳島市、鳴門市、三好市など約3600戸で停電となっているということです。また徳島県内を走る路線バス・高速バスともに終日運休で、JRも全ての運転を見合わせています。南海フェリーやうずしお汽船など船の便も全て欠航しています。

 県内では少なくとも20代~80代の男女7人がけがをしているとの情報が入っていますが、いずれも軽傷とみられます。このうち徳島市で70代の女性が風で転倒したほか、20代の女性が飛来物とぶつかるなど、強い風による被害が相次いだということです。

 一方で建物などに大きな被害情報は確認されていないということです。

 徳島県は県中部の吉野川市や美馬市など3市6町村に避難指示を出しています。それ以外のほとんどの地域にも高齢者等避難を出しています。また、ほぼ全ての市町村で避難所が開設され、午後3時時点で312世帯414人が避難しているということです。

 台風は9月19日夜にかけて徳島県に最も接近する見込みで、土砂災害などに十分な警戒が必要です。

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