エリザベス女王国葬に世界の要人500人 雅子さま“旧知”の王室メンバーも(2022年9月15日)

エリザベス女王国葬に世界の要人500人 雅子さま“旧知”の王室メンバーも(2022年9月15日)

エリザベス女王国葬に世界の要人500人 雅子さま“旧知”の王室メンバーも(2022年9月15日)

 去年、イギリスで行われたG7サミット。この時、95歳だったエリザベス女王も歓迎レセプションに参加し、記念撮影の際に、こう一言。

 エリザベス女王:「もっと楽しそうな顔をすべきでしょうか」

 ジョンソン首相(当時):「ぜひお願いします。見た目はともかく、我々はとても楽しんでいますので」

 ぎこちなくなりがちな記念撮影の空気を、一瞬で和やかにさせたエリザベス女王。撮影後も各国首脳が彼女を取り囲みました。

 1955年、チャーチル首相に迎えられる、当時29歳のエリザベス女王。

 在位期間70年。その間、トルーマン氏やレーガン氏など、アメリカ歴代大統領と交流を深め、トランプ前大統領には、式典での立ち位置を教えたりする場面もありました。

 他にも南アフリカの元大統領、マンデラ氏や、ロシアのプーチン大統領など世界の指導者や各国の要人と接してきた女王は、長きにわたってイギリスの外交を支え続けました。

 19日の国葬では、世界中からおよそ500人の要人がロンドンを訪れ、女王に最後のあいさつを行うと報じられています。

 日本では、イギリス王室からの招待状を踏まえ、天皇皇后両陛下が参列されることが発表されています。

 また、世界各国の王室も多数参列が予定されています。

 愛子さまにとって初めての海外訪問となった、オランダ。今回の国葬には、ウィレム・アレクサンダー国王と、マキシマ王妃が出席します。

 2006年に、皇后雅子さまの療養のため、天皇ご一家はオランダ王室の招待を受け、およそ2週間静養に訪れるなどゆかりの深い国です。

 皇后・雅子さまとマキシマ王妃は、2019年の即位の礼で、皇后と王妃という立場になり、再会されています。

 またこの時、皇后・雅子さまと深い抱擁で喜びを伝えた、スペインのレティシア王妃と、国王フェリペ6世もイギリスを訪れます。他にも、デンマークやスウェーデンなどの王室も参列します。

 一方、出席者に関してロイター通信によると、イギリス政府は北朝鮮の代表も招待する方針を固めましたが、招待するのは大使級で、金正恩総書記は出席しない見込みだといいます。

 さらに、別の報道が伝えたことによると、ロシアとベラルーシは招待されていないということです。

 世界中から集まるVIP。出席の際のルールも徐々に明らかとなっています。

 海外メディアによると、今回の国葬はそれぞれの警備を厳重に行うため、参列できるのは招待された各国元首と、その配偶者かパートナー。イギリス入国の際は、専用機ではなく民間機を使用すること。そして、ロンドンでの移動は、護衛付きの専用バスで一斉に行い、個別の専用車を使用することは出来ないという“異例のルール”が設けられていると伝えています。

 ただし、バイデン大統領は個別の車両を使わないと、危険にさらされるため、例外として専用車の使用が可能になると見込まれ、G7、主要7カ国に関しても、柔軟に対応するとイギリス政府は言っています。

 また、政府関係者によりますと、天皇皇后両陛下がイギリスに向かわれる際、政府専用機2機を使用する方向で最終調整をしているということです。

 その際、19日からニューヨークでの国連総会に出席する岸田総理大臣は、民間の航空機2機をチャーターする方向で調整しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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