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北陸豪雨で崩落 道路復旧めぐり“二転三転”…県説明に旅館怒り「バカにしている」【もっと知りたい!】(2022年9月15日)
先月の北陸豪雨で崩落した道路の復旧時期を巡り、県の説明が二転三転しています。紅葉シーズンが書き入れ時の温泉旅館の経営者からは、怒りの声が上がっています。
■「なんかバカにしてないですか」
説明会の席で、怒りをあらわにしたのは、石川県白山市にある中宮温泉で旅館を営む男性です。
温泉街を訪ねる人の多くが利用する道路。その復旧を巡る県の対応に、怒りの声を上げたのです。
「湯宿くろゆり」館主・永田さん:「見通しの説明会が遅すぎる。当初は、9月の早期に復旧させるという言葉で聞いておりましたけど。次に、シルバーウィークまでには。やっぱ、9月はダメやぞというふうな話があったのが、つい先々週。それでなんか今、発表あったら、一般車両は今年は無理やと。なんかバカにしてないですか」
問題となっている道路は、白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」です。
白川郷を包み込む雲海や周辺の滝を望むことができるほか、秋には、美しい紅葉も楽しめる風光明媚な道路です。
石川県側から温泉街に向かう客の多くが、この道路を利用するため、旅館にとっては“生命線”とも言えます。しかし…。
永田さん:「8月4日に土石流が起きて、8月の盆のお客様は当然、全部キャンセル」
先月4日の集中豪雨で、一部道路が崩落。石川県側からは来ることができなくなったため、温泉街にある2軒の旅館は、営業を取りやめました。
お盆の書き入れ時にもかかわらず、宿泊予約を断らざるを得ませんでした。
■年内の通行は困難「情報ほしい」
当初、県は崩落した道路の復旧時期について、9月の早い時期と説明しました。
そのため、旅館側は今週末からのシルバーウィーク、そして、秋の紅葉シーズンに営業することで、何とか損失を取り戻したいと期待していたのですが、12日に行われた説明会で県は、次のように説明しました。
県の担当者:「我々もできるだけ急いで、詰めてきたと思っておりますし。なかなか、不確定な情報をお渡しすることもできず、ひと月余り経ってしまいました。(仮設道路の)完了予定については、降雪期近くになると見込まれております。このため年内における一般の車両の通行は、困難であると判断をしております」
年内の一般車両の通行は難しいとの考えを示したのです。この答えに、中宮温泉の旅館側からは、次のような声が上がりました。
「にしやま旅館」館主・西山さん:「情報を少しでもほしいです。お客様からの問い合わせが、毎日何件も何十件もあるんです。全く何も言えない状態で、この1カ月半きました。どうしてもお客様、離れていく一方」
永田さん:「(情報を)小出し、後出しすることによって、お客様の営々と続いてきた、そういうものをバカにして踏みにじっているような。信用は簡単にできるものじゃない」
■「不信感」復旧工事“見通し立たず”
旅館経営者の永田さんはこれまでも度々、県の担当者と連絡を取り、復旧のめどについて問い合わせてきたといいます。
しかし、説明会で出た話は、聞いていた内容とは全く異なるものだったといいます。改めて、永田さんに話を聞くことができました。
永田さん:「あぜんとしますよね。当日聞いて。(これまで年内)できませんよって話が、一言もなかったんですよ。そうすると、だんだんだんだん不信感になってくるんですよ」
説明会を受けて、永田さんは、今年の予約をすべてキャンセルすることを決めました。
県によると、本格的な復旧工事は検討中のため、見通しが立っていないということです。
(「グッド!モーニング」2022年9月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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