【知床観光船事故】ロシア側から引き取った3人の遺体 行方不明者と確認
北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、ロシア側から引き取った3人の遺体について、海上保安庁はDNA鑑定の結果、事故の行方不明者であることを確認したと発表しました。
身元が確認されたのは、5月に北方領土の国後島で発見された27歳の男性と21歳の女性、6月にサハリン南部で発見された59歳の男性のあわせて3人です。
ロシア側のDNA鑑定では、3人の遺体は事故で行方不明となっている乗客・乗員のものと一致したとしていましたが、海上保安庁は、今月9日、巡視船つがるでサハリン島コルサコフ港から3人の遺体を引き取り、旭川医科大学で司法解剖とDNA鑑定を行っていました。
今回の身元判明により、知床観光船事故では乗客乗員26人のうち、18人が死亡、8人がいまだ行方不明となっています。
(2022年9月14日放送)
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