“大阪いらっしゃい”初日から賑わう温泉旅館 兵庫のキャンペーンは大阪府民も対象に（2022年9月12日）
９月１２日、大阪府は新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあるとして、約２か月ぶりに「大阪いらっしゃいキャンペーン」を再開しました。
「大阪いらっしゃいキャンペーン」はワクチンの３回接種か陰性証明を条件に、府内のホテルや旅館を利用する際、宿泊費や日帰りプラン料金が最大で５０００円割引となるもので、大阪府民に加えて兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県の近畿２府４県に住んでいる人が対象です。
キャンペーン再開初日の１２日、最初の送迎バスが到着した大阪府池田市の温泉旅館「不死王閣」には昼前から利用客が殺到。フロントは大変なにぎわいです。
（利用者）
「やっぱり５０００円引いてもらって２０００円のクーポンついたら、温泉・サウナ・露店風呂、これを倒れるまで入る」
ゆったりと温泉に浸かった後に鴨鍋を食べるコースは、日帰りなら３０００円の割引、宿泊なら５０００円の割引が適用され、お土産物店などで使える最大２０００円分のクーポン券がつきます。
（不死王閣 谷向哲也支配人）
「（予約）開始当初からお電話・インターネット等で予約はたくさんいただいております。日帰りについてはほぼ満席の状況になっておりまして、宿泊はまだ若干、空室のある日もございます。京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀の方にも是非お越しいただけたらなと思っています」
一方、兵庫県豊岡市の城崎温泉。県ではこれまで「ふるさと応援！ひょうごを旅しようキャンペーン＋」から、感染拡大が広がる大阪だけを近隣の利用対象府県から除外していました。「お宿 芹」では、大阪からやってくる利用客にも９月１２日からキャンペーンが適用されるとあって、期待を膨らませています。
（城崎温泉「お宿 芹」 主人・芹澤正志さん）
「城崎のお客様は大阪が中心でしたので、ようやく問い合わせ等が増えてきまして、これを機に全国支援を待って、そしてカニシーズンにつなげていくというような、こちらとしては大きな期待になりますね」
また、９月１２日、兵庫県は原材料の価格高騰に苦しむ飲食店などを支援するため、県版の「ＧｏＴｏイート」を行うと発表しました。
（兵庫県 斎藤元彦知事）
「飲食店についても県としてしっかり下支えをしていく。コロナからの落ち込みをリカバーをしていく意味でも重要かなと思っています」
１冊１万円で１万２５００円分の飲食に使える食事券を発行し、期間は今年１２月から来年１月までを予定しています。
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